はいどうも、LINです。
今回は今まで使っていたジャンプスターターのバッテリーが膨らんでしまったため、新しく日立製のジャンプスターター「PS-16000RP」を購入してみました。
というわけで、折角なので解説レビューをしていきます!
やたらと大きい
こちら、写真ではわかりにくいとは思いますがかなり巨大です。
もともと使っていたジャンプスターターもモバイルバッテリーとして使うには難がある程度の大きさだったのですが、これに至ってはもはや持ち運ばせる気ないだろっていう大きさです。
そして重い。中身のバッテリーが安全性を重視したリン酸鉄リチウムイオン電池という事ですが、それにしたって容量の割に巨大で重すぎやしませんかね……?
中身をすべて取り出すとこんな感じになります。
紙まで大きく作られているためそこまで大きく見えませんが、上の方にある充電器の大きさを見ていただければと思います。
箱の中にはポーチが入っており、そのポーチの中に本体や付属品などが入っている状態でした。
ポーチは本当にただのポーチで、内部には仕切りも何もないので広々としています。容量としては必要にして十分な大きさなので、付属品が入らない、なんてことはありません。
また、ジャンプスタートするときに使用するケーブル。これに付属している安全装置も巨大です。
安心感はありますが、正直もう少し軽量コンパクトにできなかったものかと思いますね。
モバイルバッテリーとして
一応モバイルバッテリーとして使えます。容量は16000mA/h、正直モバイルバッテリーとして使うには携帯性に難がありすぎます。
USBポート(5V2A)が2ポート。やたらと大きくて重いのを気にしなければ普通に使えますね。
また、ライト機能もあります。電源ボタン長押しでライトが点灯するのですが、モードが
点灯⇒点滅⇒SOS点滅⇒消灯
という流れで変化します。
正直点滅とかいらないんじゃないかとは思いますが、蛍光灯を点けている部屋の中で光らせてみたところ蛍光灯よりも明るいことが判明。
懐中電灯としてはもちろん、夜間作業のスポットライトとしても期待できます。正直モバイルバッテリーよりライトの方が需要ありそうな気がする。
ジャンプスターターとして
なるほど、バッテリー交換時の電源としても使えるんですね。
便利機能ではありますが、うぷ主のMR-Sだとせいぜい時計リセットくらいしか影響がないので使わなさそうですね。
ジャンプスターターとしての性能ですが、12ボルト専用で、ガソリン車の場合4リッター、ディーゼルの場合3リッターまで(瞬間電流600Aまで)のエンジンを始動させられます。
残量インジケーターランプが3つ以上点灯する状態、できれば満充電でジャンプスタートさせてくださいと書いてあるのでやはりモバイルバッテリーとして使用するのは控えておいた方がいいかもしれません。
また、車のバッテリー電圧が低すぎても安全装置により始動できないようです。
具体的には、鉛バッテリーの電圧が1V未満の場合バッテリー交換の必要アリ。
鉛バッテリーの電圧が1V~5Vの場合はブーストボタンを押して30秒以内に始動、という形になります。
また、3秒以上のクランキング禁止、もう一度試すには10分以上の間隔を開けてくださいと書いてあります。
3秒だとよっぽど大丈夫だとは思いますが、真冬のコールドスタートだと少し不安が残りますね。まあたぶん大丈夫でしょう。
総評
総評としては、
- 持ち運びは難あり。車に乗せっぱなしになりそう
- モバイルバッテリーとしては使わなそうだが、夜間作業用スポットライトとしては優秀
- ジャンプスターターとしては普通に使えそう。安全装置もあり安心できる
- バッテリー交換時の電源として使用できるので、最近の電子装備てんこ盛りの車両には便利
- ただし重くてデカいため取り回し注意&置き場所に困る
- お値段が25000円と高いためお財布にダメージが入る
と、言ったところでしょうか。
ちなみにバッテリー寿命の基準となるサイクル寿命は2000回。多くのモバイルバッテリーが1000回であることを考えると長い方ですね。
ただしJIS規格の場合、カウントストップが初期状態から6割まで性能低下した時なので、実質的には1500サイクル程度でジャンプスタート不能になると思われます。
いかがでしたでしょうか。お財布には優しくないので、多くの人はもっと安いジャンプスターターを購入するか、ブースターケーブルを積むかと思います。
うぷ主は国内メーカーの安心感と、ブログや動画のネタにするために奮発しました。ほしいという人のため、リンクを張り付けておきます。
それでは、また次回お会いしましょう。サラダバー(/・ω・)/